ゼッタイ結婚させない!

「うるせぇ!いいから早く乗れ!何時だと思っていやがる!
結にまで顔出したっていうのに、お前はさっさと帰ったって言われるし」

「はぁ?何あんた結にまで行ったの?!
やめてよね、本当に恥ずかしいんだから
少しは私の気持ち考えてよっ。職場には顔を出さないでって何回言えば分かるのよっ!」

「じゃあ、心配かけるような事してんじゃねぇ!ガキが……」

「もぉーーーーっ…もぉ!!!私二十六才だよっ?!
世間一般では十分大人なのっ!」

否応なしに男は私を車に乗せた。
車内でも男の小言は続く。

私がイケメン嫌いな原因の一因にこの男も含まれる。
小言を聞きながらも車内で携帯にメッセージを受信する。
相手はレイラさんだった。 そこには何とも呑気な文面が映し出される。
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