俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜
「そういえば月ノ島さんは俺と二人で会うことに何も言わなかったの? 彼、かなり嫉妬深そうだし……」
「えーっと、まぁ多少ごねられはしたけど納得させたから」
想いが通じ合った晩、私は玲二に遠藤と話す機会をつくりたいということを伝えた。理由簡単だ。ーー彼からは告白されていたから。
遠藤はすでに私の気持ちなど知っている。だが、もう一度向かい合ってはっきりと気持ちに向かい合わなければ私も、それに遠藤も前へは進めないと思った。
『なんで二人きりなんだよ。……俺も立ち会う』
『ダメです。玲二さんには仕事があるでしょう? それにこれは個人的な話なんです。わたしが好きなのは玲二さんだけなんですから。ーーどうか、信じてください』
『…………っ、くそっ……………………はぁ、わかった。だが10分だ。それ以上二人きりの空間で話すのはダメだ。約束を破るようなら……』
『はいはい、わかりました。10分以内に収めますから』