俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜

 微笑む母は少しだけ照れているのだろうか、口元を押さえている。それを横目で見つつ、私は宣言した。

「これからはライバルだからね!」

 そう告げた途端、母は驚いたかのように目を瞬いた。それを見ながら私は決意を口にした。

「いつかはお母さんも超える大女優になってみせるから…………見ててね」

「……っ、うん。こはるのこと、ずっと応援してるよ。……でも、まだまだ現役、こはるちゃんには負けないよ!」

 私たちは歳は違えど互いに女優。
 いつまでもライバルであり続けられるよう努力していかなければと心を新たにしつつ、私は気合を胸に抱くのだった。
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