俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜

 別荘に着いたその日、私たちはリビングルームで一息ついていた。
 私もそうだが玲二もひさしぶりの休暇で。二人で過ごすことが出来るのは夜のみだったので、昼間からだらだらとしていることに違和感すら覚えるほどだった。

 そんな中、私は玲二の座るソファの隣にかける。

「すごく広いお屋敷でびっくりしました。……なんだか迷っちゃいそう……」

「そうか? ここは俺の持つ別荘の中でも狭い方だぞ。ラスベガスの屋敷なんて、この3倍はある」

「ラスベガス……どれだけお家持ってるんですか……」

 浮かんだ疑問を口にすると、少し考え込んだ玲二はふん、と鼻を鳴らしてから「俺専用だけでも10はあるな」と答えた。
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