俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜
あまりの桁違いさに血の気が引きそうになるのだが、たしかに日本の中ではもちろん、最近は海外でのシェアも広げている月ノ島グループならば普通の話なのかもしれない。
管理が大変そうだなだと考えていると、玲二は私の方は顔を向ける。
「…………こっち向けよ、こはる」
そう言って私の丸い頬を撫でる。子猫に触るかのようなソフトタッチで、思わずくすりと笑った。そんな私を見て、玲二は私の髪を片耳にかける。そしてゆっくりと顔を近づけてきた。
自然と瞳を閉じ、唇と唇が重なる。
慣れた温もりであってもいまだ心臓が早鐘を打っており、この行為自体は慣れないもんだななんて頭の隅で思った。
ふわりとしたバードキスから一変、時間が経つにつれて粘着質で芳香漂うキスへと変わり、体の奥がじわじわと溶かされていく。口内に舌が侵入して食い尽くされると、頭がふわふわとしてきた。