俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜
そう言って私が指差したの夫婦茶碗だった。赤と青の2種類の茶碗は対になっており、赤色の方が若干青色よりもサイズが小さい。白い陶器には各色の椿が描かれており、和を感じさせるデザインだった。
「…………まあお前にしてはなかなかのセンスかもしれないな」
「……っ、そうですか」
偉そうに回答する玲二ではあったが、反応からして満更でもなさそうだ。
揃いのものであり、若干の照れ臭さは感じるがこういうもののデザインに煩そうな玲二に褒められてどこから舞い上がる自分がいた。