伯爵令嬢は無口な婚約者から愛の証を貰いたい
待ち合わせの公園で、空を見ながらメイティーラはグレンを待っていた。
「ああ、待たせてしまったかな、申し訳ない」
メイティーラを見つけて、小走りで走って来たグレンは、少し息を乱していた。
「大丈夫です、私も今来たところですから」
周囲にいた男性達は、「やっぱり男連れか」と呟いていた。その声をきいたグレンは、少し顔を曇らせた。
「だれかに声をかけられなかったかい?」
「え?道を聞かれましたが、それだけです」
「それは・・・男性だった?」
「はい。案内してほしいとのことでしたが、グレン様を待っていましたので、お断りしました」
「・・・そうか」
また、グレンは無口になってしまった。二人はどこに行くわけでもなく、公園のベンチに座ることにした。
メイティーラは、さっきから落ち着かなかった。パンツがない状態が、これほど心もとないとは、思いもしなかった。そして、自分が今、パンツを履いていないのを、グレンに察してもらうために、どうしたらいいのかもわからなかった。
「グレン様、せっかくのお祭りですから、お店をまわってみたいのですが」
「・・・わかった、では行こうか」
すっと立つと、グレンはメイティーラの手を握った。
はっとしてグレンを見上げると、少し照れたような表情をしたグレンは「迷子になるといけないから」と言って、握った手を引っ張るようにして歩き始めた。
「ああ、待たせてしまったかな、申し訳ない」
メイティーラを見つけて、小走りで走って来たグレンは、少し息を乱していた。
「大丈夫です、私も今来たところですから」
周囲にいた男性達は、「やっぱり男連れか」と呟いていた。その声をきいたグレンは、少し顔を曇らせた。
「だれかに声をかけられなかったかい?」
「え?道を聞かれましたが、それだけです」
「それは・・・男性だった?」
「はい。案内してほしいとのことでしたが、グレン様を待っていましたので、お断りしました」
「・・・そうか」
また、グレンは無口になってしまった。二人はどこに行くわけでもなく、公園のベンチに座ることにした。
メイティーラは、さっきから落ち着かなかった。パンツがない状態が、これほど心もとないとは、思いもしなかった。そして、自分が今、パンツを履いていないのを、グレンに察してもらうために、どうしたらいいのかもわからなかった。
「グレン様、せっかくのお祭りですから、お店をまわってみたいのですが」
「・・・わかった、では行こうか」
すっと立つと、グレンはメイティーラの手を握った。
はっとしてグレンを見上げると、少し照れたような表情をしたグレンは「迷子になるといけないから」と言って、握った手を引っ張るようにして歩き始めた。