これを溺愛だとは認めない!
「咲先輩……。今日使ったメイク用品買いたいので教えて貰えますか?」


それくらいなら、俺が買ってやろうと思ったのに……。

「お金は要らないから持っていきな」


メイク用品をポーチに入れて、たまに渡した咲。

「わ、悪いです……」

「良いから」


その様子を雅が不機嫌そうな顔で見ていた。


「もう、本当にレンちゃんは甘やかされているね〜」


しかし、微かに笑ったかと思うとたまのスカート丈をほんの少しだけ短く直してくれた、雅。

アイツらなりに上手く仲良くしているように思える。
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