これを溺愛だとは認めない!
部屋に有る鏡の前で立ち止まり、自分を見ているたま。


「か、可愛い……!!」


たまが今の自分の姿を気に入ってくれたのなら、良かった。

「明日は出来るだけこの状態で学校に来るんだよ!」


と、たまに教える雅。

こくこくと頷くたま。


やがて、たまを家の近くまで送る時間になった。その、分かれ際。


「ふ、風先輩!

今日は本当にありがとうございました!!
私、少しだけ自分に自信持てそうです!!」

「良かったな!」


たまが、自分に自信を持てたみたいで、嬉しくなってしまう。
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