これを溺愛だとは認めない!
それだけ伝えると、咲と一緒に保健室を後にした。


「図書館行くぞ、図書館」

「本読むの?」


男の癖にふわふわした雰囲気の咲。

その上、天然な所が有る。


「本なんて読まねえよ!!たまから連絡来るのを待つ!!」


保健室からそう遠くない図書館にはいると、ポケットからスマホを取り出す。


「風って、環さんの事大好きなんだね」


ニッコリ笑う咲。


「どこをどうしたらそう見えるんだよ!!ただ、気になるだけだよ!!

全く、お前は昔からズレてるな!!」

「風もね」
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