至高の冷酷総長は、危険なほどに彼女を溺愛する -CLASSIC DARK-
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「すばるちゃんその荷物なに? 今日体育とかあったっけ」
翌朝、さっそく真凛ちゃんに捕まった。
「あー……えっとあれ? 今日は体育なかったっけ、間違ちゃった、あはは」
「んも〜こっちがびっくりしたじゃん! 驚かせないでよう」
「へへ、ごめん」
もちろん中に入ってるのは体育服じゃなくて、引っ越しの道具。
引っ越しっていっても、中は替えの制服と、部屋着とパジャマ、下着類……。
あと靴下とかハンカチとか、歯ブラシ、クシ……。
そのくらいしかない。
龍泉閣にお世話になるんだから菓子折りでもあったほうがいいよね、とは思いつつ。
もしものときのために持たされた千円札1枚で買えるような代物は、龍泉閣ではむしろ無礼にあたりそうで断念した。
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「すばるちゃんその荷物なに? 今日体育とかあったっけ」
翌朝、さっそく真凛ちゃんに捕まった。
「あー……えっとあれ? 今日は体育なかったっけ、間違ちゃった、あはは」
「んも〜こっちがびっくりしたじゃん! 驚かせないでよう」
「へへ、ごめん」
もちろん中に入ってるのは体育服じゃなくて、引っ越しの道具。
引っ越しっていっても、中は替えの制服と、部屋着とパジャマ、下着類……。
あと靴下とかハンカチとか、歯ブラシ、クシ……。
そのくらいしかない。
龍泉閣にお世話になるんだから菓子折りでもあったほうがいいよね、とは思いつつ。
もしものときのために持たされた千円札1枚で買えるような代物は、龍泉閣ではむしろ無礼にあたりそうで断念した。