振られた私を御曹司が拾ってくれました。
ディナー会場に到着すると、思った以上に人が多く驚いた。
20名くらいの人数はいるだろう。
その半数くらいは女性で、皆が華やかなドレスを着ている。
ドレスを用意された意味が良く分かった。
アジームの周りには女性が沢山群がっている。
この女性たちはアジームがお目当てなのだろうか。かなり人気があるのが分かる。
すると、一人の女性が私に話しかけて来た。日本人のようだ。
真っすぐにストレートな黒髪、少し切れ長の日本人形みたいで、とても美しい女性だ。
「ねぇ、あなたはアジームとはどんな知り合いなの?」
「わ…私は…仕事で知り合っただけです。」
「仕事の知り合いとは思えないわ…アジームはこの船に仕事関係は呼ばないもの…どこかのご令嬢でもなさそうね…」