【書籍化&コミカライズ】離縁前提の結婚ですが、冷徹上司に甘く不埒に愛でられています(離婚予定の結婚なのに〜)
友子はそんな私を見て「……知らなかったのね」と察し、お揃いのアイスティーを口にしたあと、声を潜めて詳細を聞かせてくれた。
恋路に口を挟みながらも、一番の私の理解者だ。
「私も三日前に坪井さんから聞いた情報なんだけど、会長と社長がお節介やきたくて、何ヶ月か前から相手を勧めてるって言ってたわよ。あまりうまく進んでないみたいだけど。ゼネマネに女っ気がないものだから、会長たちは本気だとか……。まぁ、永斗さんの幼なじみで昔からの付き合いみたいだから、我が子同然に心配なんでしょうけどーー」
ちなみに、坪井さんは、先日の他社の企業式典に同行したときに、酔った社長からそのことを聞いたらしい。
てっきり、私の方も会長から聞いて知っているのだろう、と思ったらしいけれど……