魔法の使い方2 恋のライバル、現る!?
 レッスンを始めてから二日目の午後。ミーナは魔力のコントロールをほぼ完璧にできるようになっていた。もともと才能はあったため、一度コツをつかめばすぐ使いこなせるようだ。

「これから中級魔法の練習をしましょうか。それと、簡単な魔法は呪文なしで発動できるようにも訓練しましょう」

 そう言いながらマーテルはソロルの方へ向いた。

「ソロルも、呪文なしのでの魔法を安定させるよう一緒に練習するといいわ」
「そうする! 私、呪文なしって苦手なんだよねぇ」
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