【続】狂暴な彼氏、家では甘えん坊。

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「ただいま。はいこれ。」

二人でポテトを食べた後、皆のもとへ戻った。

響くんは皆に配っていたから私も配っていた途中、

「美雨。」

そう名前を呼ばれた気がした。

呼んだのは楓くんだった。

周りに女子は居なかった。

きっとご飯をもらいにいったんだろうな……

「アイツになんかされなかった？」

アイツ………響くんのこと……？

なんかされなかったってこっそりポテト食べたこと、言わなきゃいけないかな………

返答に迷っている私。

「別になんもしてないけど。」

またもやそう声がした。

声の主は響くん。

「響に言ってないんだけど。」

明らかに火花が散っている様子。

私もなんかフォローした方がいい、よね？