【続】狂暴な彼氏、家では甘えん坊。
「ただ、買いに行っただけだよ。」

すると楓くんは黙り混んだ。

「美雨はコイツの味方するんだ。」

そう言ってどこかへ行った楓くん。

だ、大丈夫、かな……

こういう感じになった楓くんはなかなかもとに戻らない。

急いで楓くんの誤解を解かないと……!

「ちょっと行ってくるね。」

響くんにそう言って楓くんのとこへ向かおうとしたとき。

ギュッと腕を掴まれた。

「楓のとこに行かないで。」

「………えっ」

響くんの言葉に驚きを隠せない私。

「ご、ごめんっ……」

するといきなり私の腕を掴んでいる手を離した。

不思議に思いながらも楓くんのところへ向かった。


どうかすぐに和解できますようにっ……


そう願って。

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