【続】狂暴な彼氏、家では甘えん坊。
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楓sibe
「ねぇ、楓くん。」
俺の大好きな人が俺の名前を呼んだ。
と、同時に。
「え、ちょ、ちょっと、どうしたの?美雨?」
ギシギシとベッドの上に寄ってくる美雨。
その瞳はいつもの健気な感じとは裏腹。
な、なんと、いうか………大人っぽいと、いうのか、なんというのか。
とにかく、いつもと違う。
「楓くん、私、もう我慢できないよ……」
俺を誘ってるかのようなその言葉に俺は顔を赤くさせた。
「ちょっと、美雨………ほん、とに……」


