【続】狂暴な彼氏、家では甘えん坊。
「入りたいくせに。俺だって、もっと美雨の水着姿、堪能したいんだけど。」


「ふ、楓くんのいじわる……!」


わ、分かってたなんて………っ

それに、堪能したいなんて………


楓くんのためだったら、いつでも着るのに………


「ほら、入ろ?」


顔を傾けてそう私に言う楓くんの姿は色気たっぷり。


少々目をそらしながらも「うん」と返事をした。


そして、また、楓くんの腕の中にダイブ。


急に飛び付いたのに、びくともせず、ポンポンと頭を撫でてくれる楓くん。


「美雨は俺のもの。」

そんな囁きに顔を赤くしながらもとても嬉しい気持ち。


「楓くんだって、私のもの!」

私がそう言うとまたもや楓くんがため息をついた。


「ほんと、体に悪い………」

そんな言葉なんて、嬉しさ満天の私には聞こえていなかった。


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