総長様と契約恋愛始めました!
「あと、最後に確認したいんですけど……………ほんとに私で良かったんですか?
私は六組の中でも一番下の家柄ですし、他にも適任者はいると思うのですか…………」
この学校のクラス順はこの学園への寄付金の学によって決まる。
名高い財閥の生徒は払わずとも一組に配属されるけど、他のクラスは二組から少しずつ小規模の財閥の生徒が振り分けられる。
「……………俺基本女子とは仲良しないから。こんな目的だから気軽に頼みたくないし」
「なるほど……………では私もなるべく西園寺先輩には程よい距離感で関わらせて貰います!」
「いや、恋は彼女だから。
そんな心配しなくていいし、俺はせっかくなら恋と仲良くなりたい。これはフリじゃなくて」
えっ?仲良くなりたい?
こんな私に西園寺先輩は仲良くなりたいと思ってくれているの?
「………………嬉しいです。私友達居なくて………この学校に入ってこんなに誰かと話したのも初めてなので………」
「みんな恋ちゃんと仲良くしないとか損しすぎ~
こんな可愛くていい子なのに!」
隣に座っていた東城くんは私の腕を再び強く抱き締め直すと、むくれたような顔で意味わかんないと呟いている。