路地裏Blue Night.




───でも……。


味覚やべえええええっ!!

私が今日のさっちゃんを見て率直に思った感想を言っていいなら、コレだ。



「さっちゃんおかえりっ!」


「…ただいま」


「見てこれっ!今日科学の実験でバスモム作ってね!ぜひお風呂で楽しんでっ」



それからの日々は。

さっちゃんに一刻もはやく五十嵐 侑李の言葉を忘れてもらうため、私は毎日試行錯誤して接した。


とりあえずこーいう時こそなんでもいいからまずは楽しいことを!!

なんて、根拠のない自信を一緒に連れて。



「あ!そうだお掃除!帰ってきたときに部屋がピカピカ……うんっ!これだっ!」



3年生だし生徒会長だし、それでいてS.Roberをまとめていて、颯なんかは3足のわらじだと言っていた。

きっと毎日クタクタの日々だろうし…。


それに学校が始まってから、さっちゃんは私と颯を遅くまでの任務には付き合わせないようにしていた。


それは高校生は学校生活がメインってのを胸に決めているらしく。

さっちゃんだって高校生なのに…。



「うわ~、学校からのプリントけっこう溜まってる…!いいやもう捨てちゃおっ」



< 94 / 282 >

この作品をシェア

pagetop