別れを選びましたが、赤ちゃんを宿した私を一途な救急医は深愛で絡めとる
「もちろん……凛ちゃんの父親として、心春の夫として生きていけたらうれしい。でも、心春と凛ちゃんの気持ちを無視して、自分の希望を押しつけようとは思わない。それに、必ず俺の気持ちが同情なんかじゃないとわかってもらう」
陸人さんの真剣な訴えに心が震える。
彼から離れたのも、凛を生んだのも、全部私の判断だった。
彼の未来を思ってのこととはいえ、勝手な行動を叱責されても仕方がないのに全部包み込んでくれる。
けれども、本当にそれでいいのだろうか。
「でも、陸人さんには私に縛られた人生を送ってほしくないんです。陸人さんの人生は陸人さんのものだから」
胸の内を明かすと、彼は手の力を緩めて私の顔をまっすぐに見つめる。
陸人さんの真剣な訴えに心が震える。
彼から離れたのも、凛を生んだのも、全部私の判断だった。
彼の未来を思ってのこととはいえ、勝手な行動を叱責されても仕方がないのに全部包み込んでくれる。
けれども、本当にそれでいいのだろうか。
「でも、陸人さんには私に縛られた人生を送ってほしくないんです。陸人さんの人生は陸人さんのものだから」
胸の内を明かすと、彼は手の力を緩めて私の顔をまっすぐに見つめる。