別れを選びましたが、赤ちゃんを宿した私を一途な救急医は深愛で絡めとる
重さんがフル回転で追加を作り、なんとか在庫ゼロは防げたが、好きなものを選べないお客さんが続出して頭を下げ続けた。
ようやくランチタイムを切り抜けた頃、難しい顔をした女性客が入ってきた。
「いらっしゃいませ」
「あのー、さっき和風唐揚げ弁当を購入したんですけど、かつ丼が入ってて……」
「申し訳ありません」
すさまじい数をさばいたので間違えたんだ。
しかし、取り換えようにも唐揚げ弁当はひとつも残ってない。
「唐揚げが売り切れてしまいまして」
「そうなの? 息子が唐揚げ好きで楽しみにしてたんだけど……」
先日のように怒鳴られるのではないかと覚悟をしたが、それはなかったので胸を撫で下ろす。
ただ、肩を落とすお客さんに申し訳なくて、厨房に行って重さんに事情を話した。
すると重さんは店頭に出ていき、女性客から息子さんの好きなおかずを聞き出したかと思うと、すぐに特製弁当を作ってくれた。
ようやくランチタイムを切り抜けた頃、難しい顔をした女性客が入ってきた。
「いらっしゃいませ」
「あのー、さっき和風唐揚げ弁当を購入したんですけど、かつ丼が入ってて……」
「申し訳ありません」
すさまじい数をさばいたので間違えたんだ。
しかし、取り換えようにも唐揚げ弁当はひとつも残ってない。
「唐揚げが売り切れてしまいまして」
「そうなの? 息子が唐揚げ好きで楽しみにしてたんだけど……」
先日のように怒鳴られるのではないかと覚悟をしたが、それはなかったので胸を撫で下ろす。
ただ、肩を落とすお客さんに申し訳なくて、厨房に行って重さんに事情を話した。
すると重さんは店頭に出ていき、女性客から息子さんの好きなおかずを聞き出したかと思うと、すぐに特製弁当を作ってくれた。