別れを選びましたが、赤ちゃんを宿した私を一途な救急医は深愛で絡めとる
「ありがとうございます、助かります。今日は仕事だったんですけど、朝、晴れてたから傘を持ってこなくて。でも無性にここの弁当が食べたくなって寄ったんです。あんまり残ってないか……」
今日はたくさん出てしまったので数個残っているのみだ。
「すみません」
「いえいえ。残っていただけでもありがたい。しかもだし巻きがある」
目を輝かせて笑みを浮かべる彼に救われる。
ミスをしてしまった今日は、ずっと気持ちが上がらなかったからだ。
「夕方追加で作ったものですので、まだ新しいですよ。よろしければ」
「うん、いただきます」
だし巻きたまご弁当を袋に入れて会計を始めると、彼が口を開いた。
「体調悪いですか?」
「えっ? いえっ」
どうしてわかったのだろう。
傷は痛むものの、普通にしていたつもりなのに。
今日はたくさん出てしまったので数個残っているのみだ。
「すみません」
「いえいえ。残っていただけでもありがたい。しかもだし巻きがある」
目を輝かせて笑みを浮かべる彼に救われる。
ミスをしてしまった今日は、ずっと気持ちが上がらなかったからだ。
「夕方追加で作ったものですので、まだ新しいですよ。よろしければ」
「うん、いただきます」
だし巻きたまご弁当を袋に入れて会計を始めると、彼が口を開いた。
「体調悪いですか?」
「えっ? いえっ」
どうしてわかったのだろう。
傷は痛むものの、普通にしていたつもりなのに。