【完結】カルティナ姫と三人の王子〜目が覚めたら婚約者が三人いました〜
そして約束していた時間になり、三人は家にやってきた。
「こんにちは、カルティナ姫」
「ルイトさん」
ルイトさんはわたしに「今日はご招待頂き、ありがとうございます」と言って、赤いカーネションの花束をくれた。
「え、カーネーションだ! ありがとうございます、ルイトさん」
わたしがカーネーションが好きなの、知ってくれてたんだ……。
「姫、今日はとても楽しみにしていました。 お招き頂き、ありがとうございます」
カルナさんがわたしの手を取り、わたしにとびっきりの笑顔をくれた。
「アレンさん、今日は来てくれてありがとうございます」
「姫のお誘いとあらば、いつでも駆け付けますよ?」
アレンさんはそう言ってわたしにウィンクした。
「さ、上がってください。もう食事の用意ができていますので」
「それでは、お邪魔致します」
三人はわたしとの食事会がよほど楽しみだったのか、とても嬉しそうな表情をしていた。
「いらっしゃいませ。お待ちしておりました」
「紹介しますね。うちの家政婦のマロミさんです」
「マロミと申します。何かございましたら、何なりとお申し付けください」