離婚しましたが、新しい恋が始まりました

翌日は、ドクターの都合でカンファレンスが早朝にあるため6時半に出勤した。
院内のコンビニでパンや非常食としてデスクに置いておくチョコレートを買っていたら、見覚えのある長身の男性とバッタリ会った。

「あっ」

「ああ、おはよう。早いね」
光宗磐がおにぎりを手に立っていたので、驚いた。

「お、おはようございます。あの150円をお返し……」
「おごりだ」
紬希の話は途中で遮られた。

「どうして、ここに?」
「今週から月水金の三日間、この病院で勤務することになったんだ」
「はい?」
「大学病院との掛け持ちさ。昨夜、言ったよ。聞いてなかった?」
「あ、そうでしたか。聞こえていなくて失礼しました。どうぞよろしくお願いします」

ペコリと頭を下げて紬希がその場を去ろうとしたら、光宗が呼び止めた。

「有沢さん……だよね」
「はい。そうです」

「それ、職場だけ?君のところは夫婦別性なの?」
「は?」

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