離婚しましたが、新しい恋が始まりました
「申し訳ありません、けじめをつけないと」
「わかっているよ。今日はどうしても君に伝えておきたい事があって来たんだ」
紬希は叔父から聞いていた貴洋の話だろうと思ったが、佑介の話は違っていた。
「妻が……八重子が股関節の手術でこちらに入院しているんだ」
「えっ?」
「ここの村上先生が、人工関節手術の腕が良いって評判を聞いてきてね」
「そうですね。とても信頼できるドクターです」
村上は紬希も頼りにしている医師だ。
「もしかしたら、入院中に君に会いたいと言い出すんじゃあないかと思って」
「まさか!私の事は嫌っていらっしゃったのに……」