離婚しましたが、新しい恋が始まりました
「私、あの……」
「どうした?」
「一度は結婚しましたけど、その……慣れてなくて……あなたを失望させるかもしれなくて」
思いがけない紬希の告白に、今度は磐が恥ずかしくなってきた。
「俺はそこまで理不尽な事はしないよ。君に負担をかけたくないし」
「でも私じゃあ、あなたを満足させられないかもしれない」
「紬希……まだいいんだ。君に無理はさせない」
これほどまで紬希の自信を無くさせた秦野は、彼女をどう扱っていたのだろう。
「気にしなくていい。君が自然に受け入れてくれるまで待てるから」
磐はまた、彼女にキスをした。
「ほら、こんな風にキスしてくれている。それだけで嬉しいよ」
磐の口づけを自然に受け入れている事を紬希にわからせようと彼は夢中でキスを続けた。次第に紬希は迷うことなく彼を受け入れ、自分も彼に応えるようになっていった。