Life is a flower
決して振り返らない…。

そう決めて、私は歩き出した。

「待ってください!」

そんな声も無視して…。

しかし、思い切り腕を捕まれ、その力の強さには抗えなかった。

「あなたには感謝してるんですよ?」

彼は、真剣な瞳で私に言う。

「感謝?」

訳がわからない。
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