お館様の番選び
「朧。久しぶりだね。」
そう言ってニコニコしている陽は昔と変わらず、あかりが車の中で話していた陽がそのまま大きくなっただけだった。
女の子のような可愛いらしさは残っているが大分大人びてみえる。ただしばらく日にあたっていないらしく、白い肌は少し青白くなったようにも見えた。
それよりも異様だったのが、連れてこられた先は広い座敷牢になっていて、その中に陽がいたことだ。
「伯父さんっ!これは一体どういうことだよっ?」
僕は声を荒げて伯父に詰め寄った。
「朧。父さんは何も悪くない。悪いことをしたのは僕なんだ。」
ニコニコとしたまま陽は言う。
「父さん…。」
「ああ。分かった。話が終わったら呼びなさい。」
そう言って伯父さんは来た道を戻って行った。
「朧……何から話そうかな?」
そういって琥珀色の目を細めた陽の笑顔は見たことのない妖艶な顔をしていて、不覚にも背筋がゾクッとなった……。
そう言ってニコニコしている陽は昔と変わらず、あかりが車の中で話していた陽がそのまま大きくなっただけだった。
女の子のような可愛いらしさは残っているが大分大人びてみえる。ただしばらく日にあたっていないらしく、白い肌は少し青白くなったようにも見えた。
それよりも異様だったのが、連れてこられた先は広い座敷牢になっていて、その中に陽がいたことだ。
「伯父さんっ!これは一体どういうことだよっ?」
僕は声を荒げて伯父に詰め寄った。
「朧。父さんは何も悪くない。悪いことをしたのは僕なんだ。」
ニコニコとしたまま陽は言う。
「父さん…。」
「ああ。分かった。話が終わったら呼びなさい。」
そう言って伯父さんは来た道を戻って行った。
「朧……何から話そうかな?」
そういって琥珀色の目を細めた陽の笑顔は見たことのない妖艶な顔をしていて、不覚にも背筋がゾクッとなった……。