お館様の番選び
(あかり視点)

部屋に案内されたあと特にすることもなくぼーっとしてると廊下から明叔父さんの声が聞こえてきた。

「…あー、分かってる…これから様子を見にいってみるよ。また、報告する…うん。…うん。」

携帯で誰かと話ながら、明叔父さんが入ってきた。

「あかり。ちょっと手伝ってほしいことがあるんだけど……いいか?」

「??」なんだろう?

そういって明叔父さんに連れてこられたのは敷地内の離れにあるお屋敷とは趣きの異なった小さな洋館だった。
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