推しと好きはちがう!?
応援合戦が始まって

皆の盛り上がりが最上級になった後



案の定撮影会が開かれていた


それは私達だけじゃなく


櫻木先輩達もだった



「陽翔先輩!!学ラン似合ってます!」


「先輩!!

めちゃくちゃカッコ良かったです」



そっちの方にばっかり意識がいってしまう



紗良「そんなに気になる?」

愛結「あ、いや…うん」

茉希「じゃあ行っておいで!!」


そう言うと2人は私の背中を

ポンッと押した



人と人との間を通り抜けて

櫻木先輩たちの周りの人達の中に

つっこんで行った




パッと手を取り

櫻木先輩を力の限り引っ張った



すると、私の力ぐらいなら

振り解けるはずなのに私に

ついてきてくれた



なんて思うのは勘違いかな

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