あやかし戦記 永遠の終わり
巨大な網が広がり、妖たちを一体ずつ拘束していく。これで殺さなくてもよくなった。
ホッとした顔を見せるイヅナだが、ミツヒデはニヤリと笑う。そしてイヅナが全員を拘束し終えた後、再び指をパチンと鳴らした。
「えっ!?」
イヅナの周りには、また新たな妖が何体も取り囲んでいる。驚くイヅナに対し、「代わりなんていくらでもいるのさ」とミツヒデは楽しげに言う。
「いいですよ、全員殺さず拘束しますので!」
そう言ったイヅナに対し、女郎蜘蛛が糸を吐いて捕まえようとする。イヅナは素早くそれを避けると、雪男に殴られそうになり、慌てて薙刀で防いだ。
イヅナは拘束具を取り出し、次々と投げ付けていくのだが、妖は次から次へとミツヒデが指を鳴らすたびに出てくる。拘束具はもう残り数個だというのに、妖がまたたくさん姿を見せた。
「その拘束具を作った人間、なかなか凄い腕を持っているんだな。一体も拘束から逃れられていないぞ」
ホッとした顔を見せるイヅナだが、ミツヒデはニヤリと笑う。そしてイヅナが全員を拘束し終えた後、再び指をパチンと鳴らした。
「えっ!?」
イヅナの周りには、また新たな妖が何体も取り囲んでいる。驚くイヅナに対し、「代わりなんていくらでもいるのさ」とミツヒデは楽しげに言う。
「いいですよ、全員殺さず拘束しますので!」
そう言ったイヅナに対し、女郎蜘蛛が糸を吐いて捕まえようとする。イヅナは素早くそれを避けると、雪男に殴られそうになり、慌てて薙刀で防いだ。
イヅナは拘束具を取り出し、次々と投げ付けていくのだが、妖は次から次へとミツヒデが指を鳴らすたびに出てくる。拘束具はもう残り数個だというのに、妖がまたたくさん姿を見せた。
「その拘束具を作った人間、なかなか凄い腕を持っているんだな。一体も拘束から逃れられていないぞ」