初恋酩酊〜恋を知らない彼に溺れる〜



 この出来事から、時間をおくとメッセージだけに留まらず、電話までするようになった。
 私の彼への気持ちを新田さんは黙って聞き、彼氏を罵倒することはあれど私の気持ちに寄り添い、無理に別れろとは言わずにいてくれた。


 私はそれに、とても救われた。


 そして電話越しの新田さんの声は日中に聞くよりも穏やかで、心が落ち着く。


 彼氏のことを考え不安定になる夜も、連絡一つで電話を掛けてくれる新田さんの存在は、徐々に自分の中で大きくなっていった。




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