もう一度、その声が聞きたかった【完結】
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1ヶ月程前、2人でお酒を飲んだ日の夜のこと。



圭介の家の近くにOpenしたBARが気になり
一緒に飲みに出かけた。
初めてのBARでテンションの上がった私たちは
ついつい飲み過ぎてしまった。

『さくら、飲み過ぎな。
女の子なんだから気をつけろよ。』

不機嫌な彼。

私は酔ってふわふわ上機嫌で帰宅。
そのまま2人でお風呂に入る。


2人でシャワーを浴びながら自然と唇を合わせた。


アルコールの入った体はいつにも増して疼く。




ダメだと分かっていたが
私たちの酔った体はあっさり欲望に負けた。


ちょっとぐらい大丈夫だろうと…
初めてそのまま受け入れた。


背中越しに余裕のない圭介の声。
私の腰を掴む手に力が入る。


パンっと体がぶつかり合う音が
バスルームに響き渡る。



力尽き息を切らす私たち。

圭介は動けなくなった私の体をキレイに洗ってタオルで包んだ。


「ありがとう…」


『ごめん、手加減できなかった。
さくらの酔った顔、エロすぎだから…』

意地悪な笑みを浮かべ言った彼。

私は恥ずかし過ぎてタオルで顔を隠す。
たぶん耳まで真っ赤だ。

そんな私を見て彼はため息をつく。


『さくら、オレ以外の前でお酒飲むの禁止な!』





しばらくお酒は控えようと思った夜だった。




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