もう一度、その声が聞きたかった【完結】
翌日、私と彼は一緒に大阪店に出勤する。
彼の手にはもちろん東京バーナの紙袋。

遅番の出勤にしては少し早いが
連休初日の様子を見るため
開店時間の10時を少し過ぎた頃に到着した。

初めての彼氏との出勤に
少しテンションが上がる。

いつもより服装にも気合いが入っていた。

そんな自分を自分で呆れながら
早番のスタッフに挨拶をして
店長モードに切り替えた。

開店してまもない店内は
いつもの休日よりはるかに賑わっていた。

私たちはスタッフルームのロッカーに
荷物を置くと制服のエプロンを身に付け
急いで店内に出た。

勇人にはレジの補助に入ってもらった。

私は店内や陳列をチェックしながら
お客様の接客につく。


2日目・3日目もこんな感じで
終始忙しく、あっというまに
勇人の応援の3日間が終わった。
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