もう一度、その声が聞きたかった【完結】
閉店後、2人きりで閉店作業を終え
スタッフルームで一息つく。

「勇人、お疲れさまでした。
3日間ありがとうね。」

『しっかし、忙しかったな。
店頭業務、久々だったからか足パンパン。』

「こんなに忙しくてなるなんてね。
けど日予算も達成したし、気分良いよ。」

『さくらは、連休はほぼ出勤なんだろう?
無理するなよ…。』

「はーい。
勇人は明日の昼、東京戻るんだよね?
私、明日は12時出勤だし
これから飲んで帰ろうよ。」

『そうだな。せっかくだし飲もうか。
今日は夜更かししても大丈夫だしな。』

この2日間、あまりの忙しさに疲れ果て
店と家の往復だけだった。

2人で店の戸締りをして歩きだす。
隣を歩く彼がボソッとつぶやく。

『なぁ、お好み焼き食べたい。』


私は彼のまさかの発言に胸がキュンとなる。
(可愛いすぎる…)
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