もう一度、その声が聞きたかった【完結】
お好み焼き屋さんで食事とお酒を楽しみ
私のマンションに帰ってきた。

お風呂で1日の疲れを洗い流した。

私はお風呂上がりリビングで
ボディクリームをつけて入念に足のマッサージをしていた。

私の後にお風呂に入った勇人が
数分でリビングに現れた。
上裸に短パン姿で首にはバスタオル。
どうやらお風呂には入ったらしい。

「えっ、早くない?」

ビックリした私を無視して彼は話し出す。

『なぁ、
今日レジで男の客に番号渡されてなかった?』

「えっ、見てたの?
ちゃんとお断りして受け取らなかったよ。」

『大阪来てからよくあるのか?』

「たまーにね。東京でもあったし。
勇人も店長時代あったでしょ?」

『まぁ、あったかな?
いやっ、さくらはさ美人だし
最近とくに雰囲気柔らかくなったからさ…。
客でもなんでもとにかく気を付けろよ。』

ふいに美人とか言われて顔が熱くなる。

「だ、大丈夫だよ、私モテないし。
でも気をつけるね。
心配してくれてありがとう。」

(取引先の担当者にご飯に誘われたとか
接客した男性客にプレゼント渡されたなんて
心配させるだけだし言わない方がいいよね…)
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