理想の恋愛 〜高校生編〜

　部活は、毎日ではなかったが、私は部活がない日も、近くのこれを行っていた。　夏休み最後の週は部活が休みだったため、近くのグランドで基礎体力強化を行っていた。
　その上、素振りの練習もしていた。

　練習していると、大きい声で名前を呼ばれた。
「河野。」
　声のするほうに顔をやると、岡田くんだった。
「岡田くん。どうしたの？」
「あ、たまたま近くを通ったら、河野が見えたから。
　部活休みなのにちゃんとやってくれてるんだ。」
「もちろん。できることはやらないと。」
　岡田くんは、笑った。

「真面目だね。付き合うよ。」
「ありがとう。」
　2人で、夏休み終わるまで自主練をした。