双子の兄弟が異常なくらいに溺愛してきます
「小学生と中学生の時に住んでた場所よ」

「え……?あそこらへんって…………」

「そう…………仕方ないのだけれど、近くに女子校がないの…」

「そ、そんな…………!」

「嫌だったら、かなり離れてしまうけれど、女子校でもいいのよ?」

「…………」

「お母さんね、お父さんのことが大好きなのと同じくらい、那柚のことを愛しているの。
 だから、那柚の好きな方を選びなさいね」

「…………っはい!」

お母さんはワガママっぽいけれど、とっても優しい。そんなお母さんに苦労をかけさせるのは、良くないと思う。

「私…………共学に行く!そこで少しでも男子と関われるように頑張る!」

「本当にいいのね?」

「うんっ…」

「それならお母さんも、那柚が頑張れるように、頑張るわね」

「ありがとう!」

「那柚は本当に可愛いっ!」

「へ?」

その後は新幹線に乗って移動をした。

ーーーーーー
ーーー

「わ、久しぶりだ……」

私の前に建つのは、小中学生のときに住んでいた家だ。

「そうね」

ピロリロリン

「あ、お父さんからだわ…………もうすぐ着くらしいわ」
< 8 / 9 >

この作品をシェア

pagetop