唯くん、大丈夫?

満天じゃない星空。

「それでは、改めまして。」




種田君が大ジョッキの生ビールを片手に、ゴホンと咳払いした。





「えー、長嶺735回目の告は…

「737回」

みねくんが種田くんに真顔で訂正した。

「…737回目の告白でようやくくっつきました!2人のこれからに!」




INBAのみんなが私とみねくんを見て、満面の笑みでジョッキを掲げている。




「「「ンかんぱぁーーーい!!」」」




みんながウェーイ!とかフゥ〜!とか言いながらジョッキを豪快に合わせた。



「ぃやったぁーーー!!」



みねくんがその喜びを隠そうともせず満面の笑みでバンザイして、みんなによかったな!とか労いの言葉をかけられている。




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