敏腕パイロットのドSな溺愛~離婚するはずが、エリート副操縦士は最愛妻を甘く包んで離さない~
長身の後ろ姿を目で追っていると、彼が向かう先に、行きのときにも私を見ていたあのCAさんがまたいて、強い視線を注いでいた。
今回はもう睨んでいると表現してもいいくらいの険しい顔つきで、どう考えても好意的には思えなかった。
いったい誰で、いつから見られていたのだろう。大地先輩と一緒に乗務していたCAさんはほかにもたくさんいるし、彼に訊くのは困難だ。
心に引っかかっていると、私服に着替えた大地先輩が戻ってきた。
「ごめん、質問攻めに遭って遅くなった。あいつら乗務後なのに元気だな」
どうやらスピード入籍について、事情聴取されていたようだ。
先刻のCAさんの件はいったん忘れることにして、駐車場へ向かいながら彼を見上げる。
「私と結婚したこと、内緒じゃなかったんですね」
「なんで内緒?」
「大地先輩、家族にも連絡しなかったから」
「ああ、母親には話したよ」
「えっ、そうなんですか」
なにも聞いていなかったから知らなかった。
「誰にも隠すつもりはない。さっき俺が到着口から出てきたとき、みんなの前で抱きついてもよかったんだぞ?」
今回はもう睨んでいると表現してもいいくらいの険しい顔つきで、どう考えても好意的には思えなかった。
いったい誰で、いつから見られていたのだろう。大地先輩と一緒に乗務していたCAさんはほかにもたくさんいるし、彼に訊くのは困難だ。
心に引っかかっていると、私服に着替えた大地先輩が戻ってきた。
「ごめん、質問攻めに遭って遅くなった。あいつら乗務後なのに元気だな」
どうやらスピード入籍について、事情聴取されていたようだ。
先刻のCAさんの件はいったん忘れることにして、駐車場へ向かいながら彼を見上げる。
「私と結婚したこと、内緒じゃなかったんですね」
「なんで内緒?」
「大地先輩、家族にも連絡しなかったから」
「ああ、母親には話したよ」
「えっ、そうなんですか」
なにも聞いていなかったから知らなかった。
「誰にも隠すつもりはない。さっき俺が到着口から出てきたとき、みんなの前で抱きついてもよかったんだぞ?」