僕の物語は続いてく
 うぅ、僕は彼方宝絵、だけども…どうしよう、生まれてこの方ゲームでしかサバイバルしたことないよー、うーむ、誰か助けてくんないかな・・・あっ、そういえば僕今人間なのかわけわからん姿…もしここに人がいたら…どうしよう、僕、嫌だけどあの研究所に帰りたいかも、あそこの人たちはなんかもはや、なんだかんだで、子供のように扱ってくれてたし…うぅ
そういえば、僕空飛べたなー実験のおかげで生えた翼で…うんうん、ものは試し!
空の彼方へレッツゴーなんなら宇宙まで…、エヘヘよく考えたら宇宙言ったら死ぬな、いろんな意味で、よし
ここは幸い誰もいない、大きな泉があるだけだし、ここにいるのもいいけどね、じっとしてるといつか人が来ると思うし、うんうん、ふと、何かが聞こえる。
「あの、ここ遠くないですか?」
「そう思うよな!俺も昔思ってたけど、修行するうちに近場感覚になったぜ」
「そうなんですね」
「へぇ~すごいですね!」
ざっと10人くらいだろうか?こっちに向かっている、とりあえず、遠くに歩いて散策してから空飛ぼうかな?
 僕の装備はざっと胸当てと白い長袖のワンピースに赤い腰紐くらいだし、服の素材探そうかな…服作れないけど、アハハ、はぁ、僕の決めた道、進まなきゃ罰が当たるよ…うんうん、とりあえず人が来る方向と逆の方向へ行こうかな?
 鼻歌でも歌いながら気楽にね!
「♪〜♩〜」
裸足だけど実験のおかげかあんま怪我しないし、大丈夫大丈夫!そういえば、お母さんたち元気かな?僕結構問題児だったしなー、大丈夫か!
そういえば、いろいろここでやってみようなかな?確かに少しは地面から翼使わずに浮けるはず、…できたぜベイベ、ドヤァ!
そして翼は収納可能かやってみよう背中にある霧を身体にしまうイメージとかいいかもな、よし、ふんぬぬぬ、できない…じゃっじゃあ身体の奥深くに光?があります。
うーむ、あっあった!イエイ…次に光は、体中を巡っていってそして翼に到達、ついでに角もそして、光を使って体の一部の変形を試みる、うーぬぬ、シュー…
「やったなくなった!これで自由に動き回れる!」
人のとこに行っても驚かれない!
ドヤァ!そしてとりあえず浮くのやめて、歩く〜
「♪〜」
「しゃ〜」
「あっどうもこんにちは」
ここにはでかい蛇もいるんだな〜
「♪〜…んっ?」
「シャーアア!」
お腹空いてるのか?よだれがすごいな、ふーむ
「蛇さん蛇さん!待っててね」
僕は研究所でお腹空いても薬ばかりだったから、食べ物ほしいなで、出てきたことが何回もあるんだよね!
つまり大きな美味しい肉を用意しよう!蛇さんよろこんでくれるぞー!
「シャーアアァ!」
「んもうちょっと静かにしててよ」
大きな肉大きな肉!ボンッ!!
「はーいおまたせしました。蛇さん肉だぜー」
「シャァ?」
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