イケメン総長は、姫を一途に護りたい
「咲姫、さっきからどうしたんだ?こいつらは、お父さんの後輩だぞ?」
「こっ…後輩?」
お父さんの意外な発言に、拍子抜け。
この、見るからにこわそうで危なそうな人たちが――。
…お父さんの後輩!?
「…ちょっと待って、お父さん。よく意味がわからな――」
「あーっ!!もしかして、昨日の!」
青い髪の人が突然、わたしの顔を見るなり指をさして声を上げる。
バッ…バレた!
せめて、お父さんの背中の後ろへ隠れようとしたとき…。
「どうぞ!忘れ物ですっ」
そう言って、差し出されたのは…黒の小箱。
…これ、お父さんのプレゼントだ。
「でも、どうしてこれを…」
「どうしてって、昨日落として帰っちゃったからっすよ。みんなであとを追いかけたんすけど、見失っちゃって」
「こっ…後輩?」
お父さんの意外な発言に、拍子抜け。
この、見るからにこわそうで危なそうな人たちが――。
…お父さんの後輩!?
「…ちょっと待って、お父さん。よく意味がわからな――」
「あーっ!!もしかして、昨日の!」
青い髪の人が突然、わたしの顔を見るなり指をさして声を上げる。
バッ…バレた!
せめて、お父さんの背中の後ろへ隠れようとしたとき…。
「どうぞ!忘れ物ですっ」
そう言って、差し出されたのは…黒の小箱。
…これ、お父さんのプレゼントだ。
「でも、どうしてこれを…」
「どうしてって、昨日落として帰っちゃったからっすよ。みんなであとを追いかけたんすけど、見失っちゃって」