総長、私のリボンほどいて。🎀
私はカーテンの留め金を外して中に隠れる。
「B組も誰もいねぇか」
「いや、待て。カーテン」
私の顔が青ざめていく。
あ……、バレて……。
男の子達の足音が近づいてくる。
シャッ!
カーテンが開いた。
水色の髪の男の子とピンク髪の男の子…。
2人とも黒マスクして、
氷雅お兄ちゃんと同じ書庫蘭高校の制服着てる…。
「両足見えてるよ~」
「黒髪ちゃん」
水色の髪の男の子が楽しそうに笑う。
「俺は速水で」
「こっちは桃原」
「悪いけど鞄見させてもらうね」
速水くんがそう言うと、
桃原くんが私の鞄の左脇ポケットから黒い物を取り出す。
「あー、確定しちゃったね」
「星野ありすちゃん」
「なんで私の名前…」
速水くんに尋ねると、
桃原くんが私に黒い物を見せつけながらクールに笑う。
「この盗聴器で丸聞こえだったからな」