総長、私のリボンほどいて。🎀
*
「ふぅ……」
時間が過ぎ、昼休み。中庭のベンチに一人座り、ため息をついていた。
両膝には、ふわっふわのハンバーグにパスタとおにぎりが入ったお弁当箱が乗っかっている。
あれから気まずくて月沢くんにラインすら出来てない。
今の状態でまた会っても、意識し過ぎちゃってだめだろうな。
はぁ、どうしよう……。
「あなたが星野さん?」
ツインテールの女の子が話しかけてきた。
あ、前に月沢くんに告白してた女の子…。
「私、月沢くんと同じC組の朝奈って言うんだけど、あ、苗字ね」
「昨日、月沢くんにお姫様抱っこされてたよね?」
私はドキッとする。
え、見られて……。
「それにさ、私の告白も盗み聞きしてたよね?」
「っ…」
「ふぅ……」
時間が過ぎ、昼休み。中庭のベンチに一人座り、ため息をついていた。
両膝には、ふわっふわのハンバーグにパスタとおにぎりが入ったお弁当箱が乗っかっている。
あれから気まずくて月沢くんにラインすら出来てない。
今の状態でまた会っても、意識し過ぎちゃってだめだろうな。
はぁ、どうしよう……。
「あなたが星野さん?」
ツインテールの女の子が話しかけてきた。
あ、前に月沢くんに告白してた女の子…。
「私、月沢くんと同じC組の朝奈って言うんだけど、あ、苗字ね」
「昨日、月沢くんにお姫様抱っこされてたよね?」
私はドキッとする。
え、見られて……。
「それにさ、私の告白も盗み聞きしてたよね?」
「っ…」