Mazzo d'amore
「あぁ、羨ましい、私にもこの凶器を少し分けてくれぇ―。二の腕のぷにぷには無くなって寂しいけどこれがあるから私は満足だぁー」

「はいはい、あ、みゆの彼氏がひいた目でこっち見てるよ」

「あ、ほんとだ」

みゆは苦笑いしてじゃあねと言って彼氏のところに行った。

私は3人家族である。

父、相葉光太郎(あいばこうたろう)47才
母、相葉京香(あいばきょうか)43才
私、相葉心春(あいばこはる)17才

父、相葉光太郎は親戚家族が営んでる会社で働いている。

家族経営ってやつだ。

性格は明るく楽しい。とにかく明るい。

よく人生で一度は言ってみたいセリフごっこをしたりする。

お調子に乗りすぎてたまに母に怒られてる。

そして私が小学5年生の途中から坊主にしてる。

昔はロン毛だったのに。

ロン毛からの転身に不思議に思い父に聞いてみた。 

「パパのおでこが後退してるんじゃない!パパが前進してるんだ」

それが坊主の理由らしい。

母、京香は週末ガールズバーで金、土働いている。

以前、私が小学5年生の時、私の父兄参加型の運動会を見てた時

「お姉ちゃんはこっちに来てね」

係の先生に中学生と間違えられて連れて行かれた事がある。当時母は37歳だった。

また飲み屋のママなのでそれもあるのか父の人生で一度は言ってみたいセリフごっこに付き合ってあげるなど面倒見やノリは非常に良い。

あと、私とお金に関して非常に厳しい。

また、中学生に間違えられた事がショックだったのかその年からメイクが派手目に変わり、髪の毛もウィッグを購入するなど今更ながらギャルになってる。

そして、私、心春(こはる)は至って普通。

変わっているのは誕生日が学年で1番早い事と、幼少期は太っていた事。

正直、あまり言いたくないがデブだった。
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