一途なイケメンくんととろけるくらいに甘いキスを



学校までは、そんなにかからない。


予定よりも早く学校に着いてしまった。


さすがにまだ琥珀くんは居ないだろうか。


そう思っていたのに……



「琥珀くんっ?」


「おう、早かったな」



私よりも先に琥珀くんがそこにいた。



「待たせちゃった?ごめんね……」


「いや、俺が待てなくて早く来ちゃっただけだし、気にすんな」



琥珀くんが待てなかったなんて。


そう言われて胸がキュンと音を立てる。


どうしよう、めちゃくちゃ嬉しい。



「じゃあ、行くか」


「うん」



今日はどちらかともなく自然に手を繋いでいた。


左側を歩いていると、耳に光る琥珀色のピアスが見える。


名前と同じ琥珀色。


私は結構好きだ。


琥珀くんにとっても似合っている。



「どうかした?」


「ううん、大丈夫!」



気をつけないと……


無意識に琥珀くんに見とれてしまう。


バレたらすごく恥ずかしい。





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