Rainbow Moon 〜操遇〜
【1】プロローグ
シンクロニシティ。
その物事は、いつから始まったのか?
その答えに辿り着ける者は一人もいない。

実はその謎に立ち向かうこと自体、
沢山の人や時間に導かれたことではないか?
それは、その研究を始めた時から?
その道へ歩み始めた時から?
詰まるところ、生まれた時から?
更には…


例えば、運命の出逢い。

「運命」とは何を意味するか?
それは「運ばれた命」と表されている。
いつの間にか、この不可思議な言葉が生まれ。
その意味深さなど、気にもせず使われている。

なる様になっただけの一瞬の交わり。

忘れてはいけないのは、その一瞬。
世界中の人々が違う一瞬を迎えていること。

そんな一瞬の交わり。
それは無数の偶然の重なりなのである。

それこそが。

命のシンクロニシティ。

それに気付ける者は…
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