エリート御曹司は独占本能のままにウブな彼女を娶りたい
その日は、白地に大きなダリアの模様のサンドレスを着ていた。
お気に入りだったし、少しは大人っぽく見られたかったから選んだのだ。
『こんばんは』
『キャプテンの妹さんだよ。僕らのチームのマスコットみたいな感じかな』
大人たちの中へ入って行くのは勇気が必要だったけど、厳しい現実が待っていた。
『へえ~。高校生かな?』
『まだ子どもじゃない』
女性たちから、さっそく目をつけられてしまった。
『夏休みの宿題してる?』
『高二になったら受験勉強しなくちゃね』
『志望校は決めた?』
こんなところに子どもが出しゃばるなと言われているようだった。