エリート御曹司は独占本能のままにウブな彼女を娶りたい
アルコールも少し入っていたから、みんな辛らつだ。
26になった今なら理解できる。
10代の妹ポジションの女の子なんて、彼女たちにしてみれば邪魔でしかなかったのだろう。
『優ちゃん、何か飲む?』
見かねて声をかけてくれたのが煌斗さんだった。
『オレンジジュースかな?』
彼からはお子さま扱いだった。
『ううん、こっちのジンジャーエールにする』
少しでも大人っぽくと思い、グラスをとって皆の乾杯の輪に入った。
『じゃあ、久しぶりに優ちゃんにも会えたからカンパーイ!』
グイっと飲むと、いつものジンジャーエールとは少し違った味がした。
『あ、優ちゃんそれアルコール入ってる!』
誰かが言ってくれたけど、ほぼ飲み干していたからどうしようもない。
すぐに真っ赤な顔になっていた。